時価会計
時価会計とは、企業がある時点で保有する資産と負債をすべて市場などで取引される時価で換算する会計の手法および考え方。
従来の会計は資産などを購入した時点の価格をベースに計算されてきた。これを取得主義会計という。しかし、株式や不動産など市場で取引される資産は常に時価が存在し、帳簿に記載された取得価額とのギャップが大きく乖離することがある。例えば株式が取得した価格の10分の1になることもあるし、明治時代に購入した土地は現在の価格の100分の1以下ということもある。こういう状態では企業の本当の価値を見誤ることから時価会計の考え方が徐々に導入されることになった。
時価会計は2001年4月から開始される事業年度から企業が保有する金融商品を対象に導入された。取引先企業の株式なども保有しているだけで、含み損が発生するリスクがあるため、株式の持ち合いなどを解消させる動きにつながっている。